最近の親のモラル(給食費未納と保育料未納)
給食費未納と保育料未納について、ニュースや新聞でよく報道されている。
給食費納付率100%の小中学校も有るが、給食費未納率10%以上の小中学校も有る。
お金が有るのに、毎月約4000円の給食費を払わない親が居ることに驚いた。
佐賀県のある小学校では、校長先生が給食費未納の児童の家に集金に行っているが、
給食費を集金出来ない場合が多いようだ。
給食費未納率が高いある小学校では、弁当の日が増えている。
給食費をきちんと納めている親から不満が出ている。
親に給食費を払わない理由を尋ねると、「義務教育だから払わなくてよい」と答える。
「給食費を払わないから、子供に給食を食べさせなくてよい」と答える親も居るが、
「どうせ給食を食べさせてもらえる」と思っている。
そういう親は、家や車のローン代や携帯電話代などをきちんと払う。
しかし、給食費は生活費の支払の優先順位で最後に成っているようだ。
保育料未納の親についても同様である。
保育料を納めない親に理由を尋ねると、「他にも納めてない人が居る」と開き直る。
その親は、保育料を納めないことがいけないことだと認識していない。
ある小学校では、給食費未納の影響で献立の予算が削られていた。
その親は、他人の迷惑に成っていることに気付いているのだろうか?
学校給食費未納は、一般の店の無銭飲食と同じことだ。
義務教育の小中学校で、教科書代などは無料だが、ノートや消しゴムは有料である。
しかし、義務教育なら何でも「タダ」だと勘違いしている親が居るようだ。
学校給食は、全国で昭和30年代中頃に始まった。
その時代の食糧事情を考慮して、子供に御飯を食べさせようという目的だった。
しかし、今の時代の生活環境に学校給食の必要性は無い。
私の地元の中学校の給食費納付率は、100%である。
テレビで取り上げられていた最近の親の数例を挙げる。
<1>
子供が石を投げて教室のガラスを割ったら、「石を置いていた学校が悪い」と言った親。
<2>
「卒業アルバムのクラス写真に子供が真ん中に写っていない」と腹を立てる親。
<3>
「修学旅行の宿泊先で子供を個室にしてほしい」と願ったが、学校に断られ、
修学旅行を尾行して子供を監視した親。
<4>
運動会の日に雨で中止が続き、校長先生に「あんた、雨男だろ」と言った親。
<5>
「子供が塾に行くから、宿題を出さないでほしい」と言った親。
<6>
子供が学校の廊下で名前が書かれている物を拾った後に持ち主に返さなかったので、
その子供を先生が叱ったところ、「拾った物は自分の物」と言った親。
<7>
子供の遠足の弁当を作るのが面倒なので、子供に遠足を休ませた親。
上記の数例の親は、自己中心的としか言いようがない。
子供を育てる親も大学出が多く、先生をバカにする親が居るようだ。
はっきり言うと、「親バカ」ではなく、「バカ親」である。
その「バカ親」を教育しなければならない。
その「バカ親」から育てられた子供が、将来、また「バカ親」に成る。
子供は、親や大人を見て育つのである。
地元の中学校で先生をしている友人が、家庭訪問で家庭環境が分かると言った。
規則正しく生活する子供も居れば、自分勝手な子供も居る。
挨拶もロクに出来ない子供も多い。
そんな子供の親は、良い親とは言えないだろう。
現在、日本は核家族と1人暮らしの増加で孤立化が進み、
地域とのコミュニケーションが取れていない。
特に目立つのは、個人の権利や主張ばかりだ。
自分さえ良ければ良いと思っている人が多い。
政治家の汚職や失態などで、尊敬する人や手本になる人が居ない。
生きていく中で大事な道徳心が欠け、日本人のモラルの低下が進んでいる。
一昔前のような団結心が必要である。
最近、子供に甘い親が多いのは、なぜだろうか?
例えば、雨の日に親が子供を車で送迎するのが目立つ。
雨に濡れながらも自力で登下校すれば、忍耐力が養われると思うのだが。
親が子供に嫌な思いをさせたくないのは分かるが、子育てに厳しさは必要である。
親子の殺人事件が多数起きているが、圧倒的に核家族の家庭が多い。
親が子育てを上手く出来ずに、子供を虐待して殺してしまうケースが多数有る。
祖父母が居る家庭は子育ての経験者が居るので、そういうケースがあまり無い。
やはり、お年寄りの言うことは素直に聞くべきだろう。
(佐賀県武雄市民 織田勉 35歳)
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